デビュー前、児童小説賞への投稿用に書いた作品です。
(あらすじ)
タカトは、描いた絵を召喚することができる〈絵士〉の血をひく小学6年生。
そんなタカトによって描きだされた狼獣人ウルファは、古の時代を人間の傭兵として闘った伝説の絵画獣……の、らくがきイラスト。
戦士としてのプライドが高いウルファは、いまの弱っちい自分の姿と、自分を友達としてあつかおうとするタカトにイライラ中。
そんな2人の前に、すべての絵画の頂点に立つという悪魔の画獣、バフォメットがあらわれて……。
描いて闘え!
ふたりがタッグで立ち向かう、友情バトルストーリー!
おめーこれのどこが児童小説なんだよ! ……とか言わないで! 自覚はあるから!(><)
マンガやアニメ、ゲームに慣れ親しんでる子たちを小説に引っ張ってきたかったので、
「友情ッ! 努力ッ! 勝利ッ!」
みたいな夏休みの70分くらいの長編アニメ映画のノリで書いてみました。(こんなノリ)
実際に児童書業界入ってみたら、「あ、なんかすみません……」となりました。
審査員の宗田先生とあいはら先生に、格闘描写の迫力を褒めてもらえたのがうれしかったです(選評)。児童書なのに格闘描写の迫力。
個人的には気に入ってる作品なので、そのうち続きを書きたいなぁとか思ってます。
今回のイラストは、わとうさん(WebPage)にお願いしました! ありがとうございますっ!